にゃ中継!ヒゲ大作戦にゃ
にゃ中継!ただいまカフェの窓ぎわ、午前のやわらかい光の中でボクがのんびり待機中にゃ。床は少しひんやりしていて、毛づくろいすると空気がふわっと鼻先をくすぐるにゃ。お店はまだ静かで、遠くで小さく聞こえるお皿の音だけがころころ響いてるにゃ。ボクはしっぽをゆっくり揺らしながら、今日の大事な実験を始めるところにゃ きりっ
実はね、猫のヒゲはただの飾りじゃないにゃ。ヒゲの根元には敏感なセンサーがあって、空気の流れや、ものとの距離をかなり細かく感じるんだにゃ。だから狭いところに入れるかどうか、ジャンプの着地点、横切るおともだちの気配まで、だいたいヒゲでわかっちゃうにゃ。ボクはその精度を、今日はボク自身で証明するにゃ。むふふ、見ててほしいにゃ。
まずは細い通り道の前で、ヒゲを左右にそっと広げるにゃ。壁までの距離が近いと、ヒゲ先が空気の違いをくすぐり返してくる感じがするにゃ。ボクが一歩すすむと、ぶつかる前に「あ、ここはちょっとせまいにゃ」と先にわかるのがすごいところにゃ。目で見るより早いこともあって、ボクは思わずえへへってなっちゃうにゃ。昨日の夜は、ささみの船に乗ってさよりちゃんと雲の海を冒険する、へんな夢まで見たにゃ。
続いて、ぴょんと高さを見きわめる場面にゃ。床と台の境目をヒゲがふわっとなぞると、どこに体を乗せれば安定するかが自然に伝わってくるにゃ。猫は暗いところでも動けるって言われるけど、ヒゲがあるとさらに安心できるにゃ。ボクがそっと前足を置くと、ちょこん、すとん、とちゃんと収まるにゃ。失敗しそうなときは、ヒゲが先に「やめとくにゃ?」って教えてくれるみたいで、ほんとに頼もしいにゃ。
それでも油断すると、ボクはつい肉球をちゅぱちゅぱしながら考えこんじゃうにゃ。でも今日は証明できたにゃ、ヒゲはボクの小さなレーダーで、世界を読むお手伝いをしてくれる大事な相棒だにゃ。まったりした午後でも、静かな風でも、ヒゲがあれば安心して進めるにゃ。キミも猫を見かけたら、ヒゲがぴんとしてるか、そっと見てみてほしいにゃ。そこに小さな観測隊がいるんだにゃ〜