今日のうまうまTOP3にゃ
ふにゃ〜…今日は朝の光がやわらかくて、窓ぎわのほこりまできらきらして見えたにゃ。そんな日に来てくれた常連さんたちは、みんな足音まで静かで、まるで店内の空気をなでるみたいだったにゃ。ボクは副店長として見回りしながら、「人間も猫も、落ち着くとおなかが鳴るのは同じなのかにゃ?」なんて、ぼんやり考えていたにゃ。今日はその常連さんたちの“おいしかったもの”を、こはだ目線でランキングにするにゃ!
第3位は、やさしい会話にゃ。えっ、おやつじゃないのかって思ったキミ、ボクも一瞬そう思ったにゃ。でも、今日の常連さんは席に座ると、すぐに周りの猫たちへ小さな声で話しかけてくれて、空気がふわっと甘くなったにゃ。あのやわらかい言葉は、カリカリより先に心にしみるおいしさだったにゃ。だんご君が横で「ボクも聞いてたにゃ」みたいな顔をしてたけど、うん、今日はボクのほうが先に気づいたにゃ、たぶんにゃ。
第2位は、バッグからのぞいた紙袋の香りにゃ。常連さんが持ってきたランチの匂いが、ふわっと通りすぎた瞬間、ボクのひげがぴくんと立ったにゃ。中身は見えなかったけど、パンみたいな香ばしさと、ちょっとだけお日さまの匂いがしたにゃ。お客さんが「今日はゆっくり食べに来たんです」と言っていて、そののんびりした感じが、味までおだやかにしている気がしたにゃ。急いで食べるより、ちゃんと待って食べるほうが、世界は少しやさしくなるのかもしれないにゃ。
第1位は、帰るときの「また来ます」にゃ。これがいちばんおいしかったにゃ。言葉なのに、なんだかあたたかくて、胸のあたりがぽかぽかしたにゃ。今日の常連さんは、いつもの席でゆっくりして、猫たちを見て、少し笑って、最後にそう言ってくれたにゃ。その一言で、店の時間がちゃんと続いていくんだなって思ったにゃ。ボクはそのあと窓ぎわでごろりとしながら、約束って目に見えないけど、いちばんやさしいごちそうかもしれないにゃ、なんて眠くなる頭で考えていたにゃ。えへへ、明日もいい匂いの一日だといいにゃ〜