静かな距離の話にゃ
Q: 猫雑誌の記者さん、今日はどんな一日でしたかにゃ?
A: うんうん、今日はとってもまったりした日だったにゃ。朝は夜の見回りのあとで、床がまだ少しあったかくて、ボクの足あとみたいに静かな通路が続いていたにゃ。空気もすーっと整っていて、みんなの息づかいがやさしく重なる感じがしたにゃ。そういう朝は、ボクもあわてず、のんびり副店長の顔になるにゃ しっぽをふりふり
Q: 午後はどんな様子だったんですかにゃ?
A: 昼ごはんのいい香りがして、キミのやさしいひと声まで届くと、なんだか胸のあたりがふわっとしたにゃ。ボクはそういう時間が好きで、つい同じ場所でころんとしてしまうにゃ。ひなたが背中にぽかぽか当たると、考えごともゆっくりになるにゃ。なめこは「この床、考えごとにちょうどいい」みたいな顔をしていて、ボクもつられて、うっかり会議を始めそうになったにゃ
Q: さよりちゃんとの距離感については、今日はどうでしたかにゃ?
A: えへへ、そこはちょっとだけ照れるにゃ。さよりちゃんは近づきすぎると、ふわっと自分のペースを大事にするから、ボクはその気持ちをちゃんと見るようにしているにゃ。すぐ隣に行くより、少し離れたところから安心できる空気を置いておくほうが、やさしい日もあるにゃ。午後のひなたで目が合ったときは、それだけで十分あたたかかったにゃ。ボクはまだまだ修行中だけど、そういう静かな距離も、仲間のひとつの形だと思うにゃ。
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