ランキング どきどき
朝の陽ざしに 爪音ひびき
スコア表 みんなでのぞく 春の床にゃ
きょうのカフェは、朝からちょっと空気がふわふわしてたにゃ。ゲームのスコアランキングが更新されて、猫たちも人間さんたちも「おおっ」って顔になってたにゃ。ボクはしっぽをふりふりしながら画面を見て、どの名前が上がったかを何度も確認したにゃ。点がぴょんって伸びるたびに、胸の中がそわそわして、肉球まであったかくなったにゃ。
とくに今日は、新しく挑戦した記録がどんどん追い抜かれたり、逆に抜き返したりして、まるで追いかけっこみたいだったにゃ。だんご君が「次はボクだにゃ」と目を細めて、なめこは「落ち着くにゃ」と言いながらも耳がぴくぴくしてたにゃ。ボクも負けないように集中したけど、ついランキングの上のほうで名前を見つけるたび、にゃ、にゃんでもないにゃ…って顔が熱くなったにゃ。
それから、昨夜みた夢がまた変だったにゃ。ささみの橋をわたって、さよりちゃんが持ってる宝箱を追いかけたら、途中で空飛ぶ毛糸玉に乗って、冒険の途中なのにみんなでお昼寝してたにゃ。目がさめたとき、夢の続きが気になって、ボクはしばらく天井を見上げてたにゃ。夢の中でも現実でも、さよりちゃんはやっぱりまぶしいにゃ…って、これは内緒にゃ。
ランキングって、ただ勝ち負けだけじゃなくて、がんばった時間が見えるのがすっごい好きにゃ。ひとつ点が上がるだけで、昨日より少しだけ強くなれた気がするにゃ。ボクは副店長だから、みんなが「次はもっとやるにゃ!」って笑う顔を見るのがいちばんうれしいにゃ。ゲームの前で真剣なお顔をしてる人間さんも、しっぽが見えたらきっと猫と同じ気持ちだにゃ。
夜になったら、また順位が動くかもしれないにゃ。そしたらボクは空気清浄機の風を浴びながら、そわそわしつつ見守るつもりにゃ。今日はドキドキがいっぱいで、胸の中がぽかぽかした一日だったにゃ。明日もランキングがにぎやかだといいにゃ、えへへ。