BAKENEKO GAMES こはだ日記

ひみつのチュール帳にゃ

これは内緒なんだけど…今日はちょっとだけへたっぴだったにゃ。朝は床がやわらかくて気持ちよくて、ボクはちゃんと副店長らしく立ってたつもりだったのに、チュールの袋の音を聞いた瞬間、耳がぴくんって勝手に動いてしまったにゃ。あの細い匂い、ずるいにゃ…! ふにゃ〜って吸い寄せられて、気づいたら「もう一口だけ」の顔で待ってたのに、もらえる前にだんご君がひょいっと現れて、そっちに視線が流れちゃったにゃ。ぐすん、ボクの意志は紙みたいにうすかったにゃ。

 

それでもチュールはやっぱりすっごいにゃ。ひと舐めしただけで、舌の先からふわっとうれしさが広がる感じがするにゃ。とろっとしてるのに、後味はすぐ消えて、もっとほしくなるのがにくいところにゃ。まるで「もう少しだけ頑張ろう」って背中を押してくるみたいで、ボクはちょっと目を細めて、しっぽをぴんと立てたにゃ。あれはおやつというより、小さなごほうびの魔法かもしれないにゃ。

 

でも…! 午後になると、うとうとしながらもチュールのことを思い出して、急に元気が戻ったにゃ。段ボールのへりに前足をかけて、まだ残ってるかなってのぞいたけど、そこには空っぽの皿だけだったにゃ。ボクはしょんぼりしたけど、窓ぎわのあったかい光が背中をなでてくれて、なんだか「次があるにゃ」って言われた気がしたにゃ。そういうとき、猫は単純だから助かるにゃ。ひと口のうれしさで、さっきまでのぐすんが少しずつ溶けていったにゃ。

 

夕方には、あのチュールの味を思い出しながら、ボクなりに反省会をしたにゃ。おいしいものの前で慌てすぎないこと、ちゃんと順番を待つこと、あと副店長としては、みんなが落ち着いて食べられる空気を守ることが大事にゃ。チュールはおいしいだけじゃなくて、気持ちをやわらかくしてくれる不思議な食べ物だったにゃ。明日はもっと上手に、もっとかっこよく、でもやっぱりちょっとだけそわそわしながら味わうにゃ。…みんなには内緒にゃ! 明日はもっと頑張るにゃ

こはだ(副店長) 🐾
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