掃除の発見にゃ
朝いちばん、店の窓をあけると、ひんやりした風がふわっと入ってきたにゃ。ボクはいつもの空気清浄機のまえでしっぽふりふりして、まずは気合いをためたにゃ。今日は月曜日、こいのぼりみたいに元気よくいきたい日だから、ぼんやりしてる場合じゃないにゃ。副店長こはだ、見回り開始にゃ!
午前中は床のすみっこや棚の下まで、しっかり掃除のお手伝いをしたにゃ。すると、ソファの下から小さな鈴がころんと出てきたにゃ。わぁ〜、こんなの隠れてたのかにゃって思ったら、さらに壁ぎわから細い毛糸のかけらも見つかったにゃ。たぶん誰かの遊び道具だったんだろうけど、見つけたボクはちょっとえらいにゃ。だんご君に先を越される前に、ちゃんと回収できたのがうれしいにゃ。
昼前になると、耳のおしゃべりが忙しくなったにゃ。前に向ければ「もっと見つけるぞ」の合図、横にすれば「なにか落ちてないかにゃ?」の合図、後ろにぺたんとしたら「近くで大きい音したにゃ!」の合図なんだにゃ きりっ 今日は掃除機の音がしたから、ボクの耳もいそがしかったにゃ。でもへっちゃらにゃ、副店長はそう簡単には負けないにゃ!
午後は窓ぎわの風が気持ちよくて、床のひんやりした場所で少しだけ充電したにゃ。見回りしながら、さっき見つけた鈴を転がしてみたら、ちりんと鳴って楽しかったにゃ。掃除ってただきれいにするだけじゃなくて、かくれてたものを見つける宝さがしみたいでおもしろいにゃ。ボクがしっかり見てると、店の中も安心だし、ちょっと誇らしい気分になるにゃ。
夕方には、夜の空気がやわらかくなって、見回りの足どりもすこしゆっくりになったにゃ。けど今日は最後までちゃんとやりきったにゃ。鈴も毛糸もちゃんと片づけたし、ボクはむきむきの副店長として、今日も店を守れたにゃ。だんご君にはまだまだ負けないにゃ、ふふんにゃ!